診療案内
MEDICAL

最近では、がん治療の成績向上を目指して、手術前後の口腔ケアは国立がんセンターや、千葉県のがん拠点病院との連係で行われるようになっています。
また糖尿病治療の一環、さらに骨粗鬆症に使われる薬の副作用の防止・軽減や、高齢者を中心とした誤嚥性肺炎の発生率を下げるといった点からも、口腔ケア・メンテナンスが重視されてきています。

当院では、口の中の状態維持を目的とする定期的な口腔ケア・メンテナンスは、実際の治療と同じぐらい重要なことだと考えています。

当院では、一般的な虫歯の治療をはじめ歯周病の処置、メンテナンス、歯の欠損部を補う処置とその維持を行っております。
レントゲン写真の撮影や、口腔内の写真を撮影して、皆様の口の中の状態や治療方針を説明し、できる限り理解してもらったうえで治療に入ることを心がけています。

一般的な歯科治療とは、小児歯科・矯正歯科・口腔外科といった特殊な歯の治療以外の虫歯治療や歯周病の治療、義歯・ブリッジの作成など、通常患者様が歯科医院に通院した際に受ける治療のことをいいます。

虫歯をはじめ、処置が必要な歯に対しては、その歯の部位や使用する修復物の性質、生活習慣や基礎疾患によって条件が変わるため、患者様と一緒になって最適な治療方針の決定を行います。

また、治療目標と次回の治療内容などをできる限り、お話いたします。治療期間については、設定した治療目標によって変化いたします。

歯には自己再生能力がありません。残念ながら、処置終了後歯垢（プラーク）や歯石の付着量の増加によって口の中の環境を維持させることが難しい場合があります。このような場合には、状態に応じて1～6ヶ月ごとのメンテナンスに移行します。

日常生活の中でのご自身によるケアでカバーしきれない汚れの除去や、虫歯の予防や早期発見、詰め物・被せ物の状態確認を通して良好な状態の維持を目指します。